今回は少し気になっていたことを調べてみました。
一般的に、MLBは派手なプレーが多いがその分ミスも多い、NPBは堅実なプレーをする、というイメージを持ちがちですが実際はどうなのか。
ここ3年間のMLBとNPBのエラー数を比較してみました。
今季NPBで出たエラーは954個、それに対してMLBでは3008個のエラーが出ました。
NPBは12球団144試合、MLBは30球団162試合ですから、それぞれ1試合あたりに1チームが出すエラーは
NPB=約0.55個
MLB=約0.62個
同じように2011年と2010年も調べてみると
2011年
NPB=約0.50
MLB=約0.63
2010年
NPB=約0.57
MLB=約0.60
とサンプルは少ないまでもいずれの年もNPBの方がエラーが少ないです。
ただイメージほどの大きな差があるわけでもないようです。
MLBはミスを恐れないプレーをする、NPBは極力ミスを避けようとする、そういう考え方の違いが出ているのかもしれませんね。