2013年12月28日土曜日

メジャーの〇〇自慢を探せ! 〈球速編〉

これは身体能力、技術、体格に秀でたトッププレイヤーが集まるMLBの中でも飛びぬけた1ツールを持つ選手たちをピックアップしていく企画だ。
今回は球速編で、メジャーで活躍する速球自慢たちを紹介する。
キーワードは”最速101mph超え”だ。

☆アロルディス・チャプマン(レッズ)
人類最速の男チャプマンはキャリアにおいて最速105.1mph(約169km)をたたき出しており、今季の平均球速は98.4mph(約158km)だった。
これでも制球を重視しており、2011年までの四球率7点台という状態からは大分改善されている。
ちなみにチェンジアップでも平均93.7mph(約151km)と並みの投手より速い。
毎年先発転向の案が出ているが本人がクローザーを希望していることもあって、今後も100mph超えの速球で試合を締めるシーンを何度も見ることになるだろう。





☆ケルビン・ヘレーラ(ロイヤルズ)
最速102.8mph(約166km)、平均97.2mph(約156km)の速球を178cmと投手としては小さな身体から投げ込む。
制球も悪くはなく、これだけの快速球にチェンジアップの組み合わせはなかなか凶悪。





☆ヨーダノ・ベンチュラ(ロイヤルズ)
今季デビューしたばかりの剛腕先発投手で、今季はわずか3試合の先発ながら平均球速は97.1mph(約156km)をたたき出しており、最速では101.9mph(約164km)を計測した。
まだ22歳で今後の成長に期待だが、体格的には先発投手としては小さめなのが気がかり。





☆ブルース・ロンドン(タイガース)
今季デビューしたばかりの23歳でいかにも重い速球を投げ込んできそうな体格が特徴的。
開幕前にはタイガースの新クローザーになることも期待されていたが結局本格的にメジャーに定着したのは後半戦になってから。
チームはネイサンと契約したためまたしばらくはクローザーの地位はお預けだが平均97.9mph(約158km)、最速102.8mph(約166km)を計測した速球は非常に魅力的で、制球難は愛嬌としてとらえるしかないだろう。





☆ネイト・ジョーンズ(ホワイトソックス)
ジョーンズはホワイトソックスの剛腕投手で、デビューした2012年から2年連続で65試合70イニング以上を投げている頼れるリリーフだ。
特徴的な投球フォームから平均97.7mph(約157km)、最速101.1mph(約163km)の2シームを投げこんでくる。
2013年は制球がよくなり奪三振率も向上。
これだけの速球に切れ味鋭いスライダーも持ち合わせている点が厄介だ。
27歳ともう若手とは言えないが近い内に知名度を上げてくるはずだ。





☆カルロス・マルチネス(カージナルス)
今季デビューしたばかりでポストシーズンでも何度も登板した22歳のトッププロスペクトで、今季はリリーフとして仕事を果たした。
先発に専念すれば球速は抑え気味になるだろうが今季の平均球速は97.6mph(約157km)で最速は101.3mph(約163km)と剛球投手の看板に偽りはない。
小柄な剛球投手ということでペドロ・マルチネスとも比較される逸材だけに来季はカージナルスの育成手腕が問われる。




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