2014年3月22日土曜日

2014年MLB開幕!!

ドジャース対ダイヤモンドバックスのカードで2014年MLBが開幕した。
今年はオーストラリアでの開幕戦ということで一足早くこの2チームがレギュラーシーズンに入った。
怪我などでこの遠征に帯同していない選手もいるが、スター選手が多く登場するとあってオーストラリアでも沸いていることだろう。

初戦の先発投手はドジャースがクレイトン・カーショウ、ダイヤモンドバックスがウェイド・マイリーの左腕対決となった。
注目すべきはもちろんカーショウの出来。
スプリングトレーニングでは4試合に投げて防御率9.20というかつてない不調ぶりから、コンディションや史上最高クラスの契約を結んだことによる影響など心配されたが始まってみれば本塁打王ゴールドシュミットなどを擁する強力なダイヤモンドバックス打線を6.2回1失点と危なげなく抑えて見せた。
どうやら今年もナ・リーグのサイ・ヤング賞最有力候補はカーショウだと見て間違いないだろう。
試合はヴァン・スライクの本塁打などで奪った少ない点差を強力な投手力で守りきったドジャースが3対1で制した。
ドジャースに関して心配なのはヤシエル・プイグ、ハンリー・ラミレスといった気まぐれなラテン系スター選手。
両者ともにスプリングトレーニングは不調でこの開幕戦でも無安打だっただけでなくプイグに至っては3三振を喫している。
スターダムを駆け上がったことで天狗になったのか2度の逮捕も経験したプイグは実力は疑いないもののやはり精神面が今後の課題になってきそうだ。

ダイヤモンドバックスは先発のマイリーが8奪三振を記録するなど粘ったものの打線がカーショウを打ち崩すことはできなかった。
主砲ゴールドシュミットは流石の活躍だったが移籍してきたトランボや若手のオウィングスなどの活躍でどれだけゴールドシュミットをサポートできるかが打線のカギになるだろう。
それでもリリーフは一点も失うことがなかったのが好材料だ。








2 件のコメント:

  1. スカーバラ2014年3月28日 11:18

     大リーグ開幕といっても、北米大陸での本式の開幕とはずいぶん間が空くので、なんとなく違和感がありますね。海外でオープニングゲームを行って、10日後くらいにアメリカで開幕というスケジュールもまれではなくなってきましたが、選手の立場からすると調整が難しいのではないかと心配になってもきます。
     個人的にはそんなに間をあける必要もないのではないかとも思いますが、雨天中止が相次いだ場合とか、時差ボケからの回復期間も考えているのでしょうか?

     かつては必ずシンシナティ・レッズの試合で大リーグ全体の開幕試合とするトラディショナルオープナーという慣習がありましたが、いつの間にやらなくなってしまい、寂しい気もしますね。アメリカ本土に限れば復活させてもいいのではないかとも思います。ちなみにア・リーグの開幕戦に関してはかつては大統領始球式で始まるプレジデンシャルオープナーという慣習があり、こちらはボルティモアで行っていたのですが、トラディショナルオープナーと同じく最近はあまり聞かなくなりました。

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    1. コメントありがとうございます。
      確かに開幕してもまだスプリングトレーニングをやっていることには違和感を感じますね。
      日本で開幕した際もそうでしたが、今後グローバルに展開していけばいくほどこういうことは増えていくのでしょう。
      ただ現地のファンにとっては、自国で開幕してくれないというのはあまり嬉しいことではないだろうと思います。

      おっしゃるような慣習はまだMLBファンになって日が浅い私は存じ上げませんでしたが勉強になりました。
      そういう伝統的な行事は続けてほしいと思いますね。
      少なくとも今行われているものは大事にしてほしいところです。

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