そう、補強だ。
そこで今回は今オフの有力FA候補選手たちを紹介したいと思う。
1. マックス・シャーザー(30)
33試合 18勝5敗 防御率3.15 220.1回 252奪三振 63四球 18被本塁打 WHIP1.18
今オフ一番の注目選手になるのは間違いない。
ここ2年連続で最多勝、2013年にはサイ・ヤング賞のリーグ屈指の本格派投手であり、獲得したチームがどこであれエース格になるのは確実だ。
タイガースとしてももちろん再契約したいところだが、長期契約を結んだバーランダーが成績急降下気味であることを考えると30歳の投手との超大型契約は怖いだろう。
もちろんそれは他のチームにとっても同じ、とは言え資金力のあるチームは争奪戦に参加し、その結果かなり大型の契約になるはずだ。
7年1億6000万前後の契約になると予想しているが代理人がボラスなだけにどうなるか予想がつかない。
2. ジョン・レスター(30)
32試合 16勝11敗 防御率2.46 219.2回 220奪三振 48四球 16被本塁打 WHIP1.10
右の注目投手がシャーザーなら左はレスター。
タイトル獲得経験こそないが今季の成績は圧巻で、またワールドシリーズに非常に強い投手として知られている。
エース格投手ではあるがやはりこちらも30歳という年齢がネックになりそうだ。
ただしレスターはシーズン途中でトレード移籍したため、FAで獲得しても補償としてドラフト指名権を失うことがないのが大きなメリットになる。
古巣のレッドソックスはもちろん、レスターの故郷であるシアトルのマリナーズなども興味を示している。
3. ハンリー・ラミレス(30)
128試合 打率.283 35二塁打 13本塁打 71打点 出塁率.369 OPS.817 14盗塁
打撃力に関してはトップクラスだと考えて間違いない。
遊撃手でこれほどの打撃力を持つ選手は滅多に出てこず、また移籍先の環境によってはフル出場して3割20本20盗塁も現実的だろう。
ただネガティブな点も数多くある。
まず健康面だが、この4年間で500打数に到達したのは1年しかなく、毎年何かしら怪我で離脱する印象だ。
ポジション面でも今後のことも考えれば遊撃手と三塁手どちらを優先的に守っているのかは問題になる。
身体能力は高くとも守備力が高い選手ではないため、三塁手にしぼっていくのがいいのだろうが彼がそれに納得するかどうかだ。
トラブルメーカーとしての一面もあり、この年齢から5年以上の長期契約というのは少し危険な匂いもする。
4. ジェームズ・シールズ(32)
34試合 14勝8敗 防御率3.21 227.0回 180奪三振 44四球 23被本塁打 WHIP1.18
8年連続200回のMLB屈指のワークホース。
それもただ投げるだけではなくしっかりエース級の数字を残す安定感のある投手だ。
近年は奪三振率が低下するなど衰えの兆候は見せているものの、高い制球力を軸にした技術力の高い投手だけに、今後も息の長い活躍をしていく可能性は高い。
ただ年齢的に6年以上の超大型契約にはなりそうにない。
5年1億ドル前後が目安になるだろうか。
5. ビクター・マルチネス(35)
151試合 打率.335 33二塁打 32本塁打 103打点 出塁率.409 OPS.974 3盗塁
35歳にしてキャリハイの数字を叩きだした。
故障で全休した2012年を除いて5年連続で3割を記録しており、今季もわずか42三振というその脅威のバットコントロール力からも実力がうかがえる。
ただし打率に関しては信頼がおけても長打力は一過性のものと考えて慎重になるべきだろう。
DHが基本だが一塁手起用もあり得るため、ナ・リーグでも活躍の可能性はある。
本来なら1年契約で様子を見たいところだが3年契約あたりで落ち着くことになるだろう。
6. ネルソン・クルーズ(34)
159試合 打率.271 32二塁打 40本塁打 108打点 出塁率.333 OPS.859 4盗塁
こちらも34歳にしてキャリハイの数字を記録し、初の本塁打王にも輝いた。
健康面の不安が大きい選手だがDHでの出場機会が多かったこともこの活躍ぶりに一役買っているだろう。
ただ基本的には粗さのあるタイプで、過去の薬物使用歴なども手伝って大きな契約は地雷になる可能性が高い。
3年契約前後が基本線になるだろう。
7. パブロ・サンドバル(28)
157試合 打率.279 26二塁打 16本塁打 73打点 出塁率.324 OPS.739 0盗塁
今季ジャイアンツのワールドシリーズ制覇に大きく貢献したサンドバル。
このポストシーズンでの活躍ぶりはかなり印象深いものになったのではないだろうか。
そのキャラクターと見た目からは想像がつかない敏捷な守備などで人気もある彼は、優秀な選手であることは間違いないが選手としての粗も大きい。
気になるのは健康面とフリースウィンガーであること。
2009年ほど打てればそれも気にならないがここ数年の成績低下を見る限り長期契約はかなりリスキーだ。
今季のFA市場では比較的若いが長期大型契約を取ることができるかは少々疑問だ。
8. ラッセル・マーティン(31)
111試合 打率.290 20二塁打 11本塁打 67打点 出塁率.402 OPS.832 4盗塁
過去3年は低打率のパワーヒッターという感じだったが今季は長打率が落ちたかわりに打撃の質は向上。
捕手としてはかなり高い打撃貢献度を見せていた。
しかもそれだけではなく彼は守備面での貢献度も非常に高く、パイレーツのここ2年の躍進の影の立役者でもある。
今オフのFA市場ではトップの捕手であり、絶対的捕手がいないチームはどこも欲しがるだろう。
9. メルキー・カブレラ(30)
139試合 打率.301 35二塁打 16本塁打 73打点 出塁率.351 OPS.808 6盗塁
打撃面ではすべてにおいて平均以上という感じの外野手。
年齢的にも怪我さえなければ今季と同等の成績を今後数年残していくことができるだろう。
しかし過去の薬物歴やここ数年の怪我の多さを考えれば少なくとも一流クラスの大型契約を得ることはできないだろう。
10. フランシスコ・リリアーノ(31)
29試合 7勝10敗 防御率3.38 161.1回 175奪三振 81四球 13被本塁打 WHIP1.30
2度カムバック賞を獲得している不死鳥のような投手。
逆を言えば年ごとの成績に大きな差があるということでもある。
しかしパイレーツに来てからのこの2年のパフォーマンスは、相変わらずの制球難とは言え質は高いものだった。
故障することも少なくなく200回には一度も到達したことがないため、非常に評価に困る投手ではあるのだが、契約内容次第では欲しがるチームは多いだろう。
捕手としてはかなり高い打撃貢献度を見せていた。
しかもそれだけではなく彼は守備面での貢献度も非常に高く、パイレーツのここ2年の躍進の影の立役者でもある。
今オフのFA市場ではトップの捕手であり、絶対的捕手がいないチームはどこも欲しがるだろう。
9. メルキー・カブレラ(30)
139試合 打率.301 35二塁打 16本塁打 73打点 出塁率.351 OPS.808 6盗塁
打撃面ではすべてにおいて平均以上という感じの外野手。
年齢的にも怪我さえなければ今季と同等の成績を今後数年残していくことができるだろう。
しかし過去の薬物歴やここ数年の怪我の多さを考えれば少なくとも一流クラスの大型契約を得ることはできないだろう。
10. フランシスコ・リリアーノ(31)
29試合 7勝10敗 防御率3.38 161.1回 175奪三振 81四球 13被本塁打 WHIP1.30
2度カムバック賞を獲得している不死鳥のような投手。
逆を言えば年ごとの成績に大きな差があるということでもある。
しかしパイレーツに来てからのこの2年のパフォーマンスは、相変わらずの制球難とは言え質は高いものだった。
故障することも少なくなく200回には一度も到達したことがないため、非常に評価に困る投手ではあるのだが、契約内容次第では欲しがるチームは多いだろう。
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