2015年12月13日日曜日

2015年ポジション別 守備力ランキング vol.2

vol.2となる今回からはいよいよランキングを紹介していく。今回は外野の守備の要、センターだ。

5位 A.J・ポロック(ダイヤモンドバックス)
大補強でオフの主役になっているダイヤモンドバックスの28歳のセンター。
今季は3割20本30盗塁とブレイクしたが、本来は守備に定評がある選手だ。そのスピードを活かした広い守備範囲で数々の失点を防ぎ、今季はゴールドグラブ賞も獲得した。遅咲きではあるが、走攻守すべてトップクラスと理想的なセンターになりつつある。




4位 フアン・ラガーレス(メッツ)
今季大躍進でリーグチャンピオンに輝いたメッツから守備職人ラガーレスを選出。
お世辞にも打撃力が高いとは言えないが、その守備だけでも彼をセンターで使う価値は大いにある。昨季までと比べて今季は少し守備面で数字を落としはしたが、おそらく来季以降また守備の要として君臨するはずだ。昨季は有識者が選ぶフィールディングバイブル賞も獲得している。



3位 ビリー・ハミルトン(レッズ)
ハミルトンの名前は日本でも知っている人がいるかもしれない。
マイナー記録となる155盗塁を叩き出し、メジャーでも2年連続で50盗塁を記録しているあのハミルトンだ。彼の凄さはなんといってもスピード。リーグ最高峰のスピードを活かしたセンターの守備が凄くないわけがない。打球への反応が少し遅れてもカバーできてしまうため、今後経験を積んで打球反応が向上していけば守備範囲はMLB最高の域に達するだろう。



2位 ロレンゾ・ケイン(ロイヤルズ)
今季のワールドチャンピオン、ロイヤルズからはケインを選出。
野球を始めたのが高校生になってからという変わり種だが、今でも年々技術が向上しており、走攻守すべてでチームに欠かせない選手となっている。その高い身体能力に加え反応も良く、ダイナミックなプレーで観客を沸かせてくれる。



1位 ケビン・キアマイアー(レイズ)
2013年にデビューし、実質的なキャリアはこの2年しかない。しかしこの2年だけで、彼は今のMLBで最高の守備力を持つセンターだと確信を持っていうことができる。今季の彼が残した数字DRS+42は、彼のパフォーマンスがMLB史に残るものだったということを示している。興味があれば是非彼のプレーを見てもらいたい。キアマイアーはまだ25歳。今季はゴールドグラブ賞を受賞したが、あるいはこれから数年にわたってこの賞は彼が独占していくかもしれない。

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